不老長寿、無病息災の神 「見桃寺」
この寺は、源頼朝の別荘、三御所の一つで境内に桃の木が多かったので 「桃の御所」と言われております。
慶長18年(1613年)向井兵庫頭政綱 が開基となり白室大和尚を迎えて開山とした禅寺であります。この布袋尊は当寺 に安置する準国宝級の薬師如来、月光日光の両菩薩、12神将、聖観世音と共に 古くから近在の人々に尊ばれ、不老長寿、無病息災の守護神とされております。
参拝ガイド
臨済宗紫陽山。 本堂は、昭和45年に再建されたコンクリート造りで、 本尊の釈迦牟尼仏をはじめ、薬師如来、日光・月光菩薩、聖観音菩薩像などが多くの仏像が安置されている。 中でも聖観音菩薩は三浦観音第二番所の本尊になっている。
また、大正のはじめ北原白秋が住んでいたことがあり、境内には歌碑も残っている。
見桃寺:三浦市白石町19−2
電話:046(882)5632
境内入口
白秋自筆の碑。さびしさに秋成が書よみさして、庭にいでたり白菊の花。
境内案内図
アクセス
■京急「三崎口駅」より
  三崎東岡行バスで「三崎港」下車徒歩10分
■三崎港バス停より
  三浦市内循環バスで「二町谷」下車徒歩1分

□5番白髭神社へは、「三崎港」バス停より
  油壷行バスで「小網代」下車徒歩10分
または、「二町谷」バス停から三浦市内循環バスで「三崎東岡」下車。
「三崎東岡」より、油壷行バスで「小網代」下車


三崎港方面から見た入口。信号の手前の住宅の間の細い路地を入る。
*マップ上で、魚市場(本港)とあるのは、現在「シーサイドホールうらり」。
周辺ガイド
前面の海岸は、大規模の海岸埋立て工事が進行中で、殺風景である。完成すれば漁業の一大拠点となるようだ。
周辺には観光にはならないが、地学的に貴重な見所がいくつかある。二町谷の停留所の少し先には、県の天然記念物に指定されている 漣痕(波調層)が。他には海外町のスランプ構造、諸磯の隆起海岸などだ。
自家用車で白髭神社に向かう際、左手車窓にはカラフルなヨットで一杯の諸磯湾、油壷湾が眺められる。
漣痕 海外町のスランプ構造 ヨットでいっぱいの油壷湾

全体図 寿老人

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