校 歌

教 育
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横須賀に所在した小・中・高等学校の校歌で、軍都横須賀の誇りを歌詞に盛り込んでいるものを紹介する。これらの校歌はいずれも戦後改訂されている。

○船越小学校 
一 鷹取山に陽の輝きて 軍港に軍艦の旗ひるがへる 至誠剛健ただひたすらに 学びの庭につとめよや いざつよく共にきたへん
  ここぞ船越その名は高し
二 銀翼の音の高鳴るところ 田浦の海に気は澄みわたる 奉公規律ただひたすら(すじ)に 学びの庭につとめよや いざつねに共にはげまん
  ここぞ船越その名は清し(高し)
*括弧内は別資料による歌詞

○沢山小学校 菊地豊太郎 作詞・作曲
一 世界にひびく横須賀の 我等のほこり軍港は 皇国をまもるいくさ艦 海の男の生い立つところ
二 群る山にかこまれて 滴るみどり沢山の 栄あるその名仰ぎつつ 強く正しくはげまん我等
三 歴史は語る塚山の 緯績は残るこの土地ぞ 逸見の岸辺は輝きぬ 我等の行く手勇まし強し
*創立25周年 昭和11年制定

○逸見小学校
昭和17年:勝承夫作 一 学制発布の次の年 五月九日開かれし 歴史貴き我が校は 逸見の里わの名を受けて 光はいよいよ 輝きぬ
二 紺碧の海水深く 浮ぶ艨艟いくばくぞ 雷鳴ひびく横須賀は そも軍港の発祥地 空に大どりとびかえり
三 いさをは高き塚山の 石文ここに立つ所 みことかしこみ日に月に 学びの道いそしまん 我等の使命重きかな

○浦郷小学校
一 国の守りの要地なる 横須賀港にとなりたる 長浦田浦船越と 帝都に近く地を占めて
二 太平洋の荒波に 鍛えみがけやこのかいな 三浦武夫の意気をもて この地に育つ我等ぞや

○長浦小学校
一 長浦湾に寄り集う 艦の姿のおおしさよ 我等のかがみ人の世の 嵐も波もものとせず 五百重の潮路進むべく かいな鍛えん此の校庭に
二 吾妻の山の打ち出す 砲の響きのゆゆしさぞ 我等の戒め史の上の 人とも競う高き名を 八十隈かけて集うべく 心磨かんこの学窓よ

○横須賀市立工業高等学校 昭和15年2月9日制定  山上ゝ泉 作詞 梁田貞 作曲
一 久遠をうたふ朝ぼらけ 艨艟ここに湊(あつま)りて 若き命をみなぎらす 我が軍港や燐として 学舎(まなび)の窓は開かれぬ 仰がむ我等 工業の健児
二 皇(み)軍艦の旗風に 映える理想はきはまらず 海潮の如き剛健の 力は更に伸び行きて 世紀の翼張らむとす 務めむ我等 工業の健児
三 希望は躍り 質実の 波は高鳴る学舎(まなびや)に 叡智きらめく北辰を 表章(あかし)としつつ畏(かしこ)くも 勅語(みこと)に報いまつりなむ はげまむ我等 工業の健児

○県立横須賀高等女学校 明治40年6月制定
一 この横須賀はかしこくも 皇居に程も遠からぬ 東京湾の要塞地 帝国一の軍港ぞ
二 ここに建てたる学校は その責いかでかるからん ますらをならぬ女とて 大和雄心忘れめや
三 前に見渡す海広く うしろにつづく山高し 学はひろく身に修め 功は高く世に立てん