浜空の碑(富岡総合公園)

軍事遺物
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碑正面
浜空とは横浜海軍航空隊のことで、昭和12年に発足した日本初の飛行艇による航空隊である。
太平洋戦争下の昭和17年8月7日、ガブツ島で、司令官以下全員玉砕した。彼らの慰霊と平和を祈念して昭和61年4月、浜空の所在したこの地に碑が建立された。
上部浜空マーク54.5cm、碑高99cm、幅150.5cm、厚さ30cm、台石5cm
所在:富岡総合公園:旧横浜海軍航空隊構内(横浜市金沢区)

(刻字)
碑正面:
「題濱空  大鵬渡海奏奇功  離島守防意気隆  衆寡難勝嗟惨々  至誠不抜憶濱空
昭和四十六年十月二十一日 ソロモン・ガブツ島ニ於テ 草鹿任一 花押」
碑裏面
「浜空の碑
この地に原隊を有せし 飛行艇隊元横浜海軍航 空隊は昭和十七年八月 七日未明南太平洋ソロ モン群島ツラギに於い て米軍の反攻上陸を受 け二晝夜にわたる死闘 の末宮崎重敏司令外五 百余名全員玉砕せりこ れらの人々の冥福と恒 久平和を祈念してこの 碑を建立す
 昭和六十一年四月吉日」

碑裏面

碑上部の浜空マーク

碑前に何か構造物があったようだ