軍艦筑波殉難者之碑(馬門山墓地)

軍事遺物
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馬門山海軍墓地の上段に設置されている。大正6年1月14日に横須賀軍港内の箱崎付近で沈没した軍艦筑波の殉難者152柱を供養する碑である(死者数は72人、73人、305人といくつか説がある)。大正8年4月建立。
筑波は明治38年呉海軍工廠で完成した巡洋戦艦で、12インチ砲を搭載した排水量13,750トン(日本初の1万トン級)の大型艦であった。火薬庫の爆発が原因で沈没した。
碑高308p、幅100p、厚さ40p、台石90p。
所在:馬門山墓地(横須賀市)

(刻字)
碑正面:
「忠烈(篆額)
東伏見宮依仁親王篆額 軍艦筑波殉難者之碑 海軍大将 名和又八郎 書」
碑裏面:
「大正六年一月十四日午後三時十五分於横須賀軍港遭難 大正八年四月建之」