日本赤十字社救護員大久保義助碑(新善光寺)

軍事遺物
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日赤職員として日清戦争の間、宇品港と関係諸港を結ぶ輸送航路において救護活動に従事、明治28年12月10日広島 陸軍予備病院で病没された大久保義助さんの慰霊碑。日赤社員有志によって明治29年6月に建立された。
題字は日赤の創始者であり、佐賀の七賢人の一人である佐野常民による。
碑高370p、幅105p、厚さ28p、台石60p。
所在地:新善光寺(横浜市南区)

(刻字)
碑正面:
「日本赤十字社救護員大久保義助碑」
碑裏面:
「君静岡藩士大久保忠勝之三男也征清之役自進爲日本 赤十字社救護員明治二十八年四月十三日發宇品爾来 航而徃復於大連灣旅順口威海衛臺灣諸港及宇品之間 能盡救護之任十月之初在澎湖島灣不幸罹病歿於廣嶋 陸軍豫備病院實同年十二月十日也享年二十九
日本赤十字社長從二位勲一等伯爵佐野常民君爲書表字
                   明治二十九年六月建設之
日本赤十字社員有志發起人
 岩田岩次郎 小野又七 柏木彦太郎 武藤林之助 山口平三郎 小林助三郎 青木清七
 平井保五郎 岩崎由次郎 大川原次郎 吉澤長次郎 熊澤乕吉 福田助次郎 淺水進太郎
 三堀武藏 菅沼茂一郎」