故陸軍歩兵伍長伊東由男之碑(東光寺)

軍事遺物
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日中戦争に従軍、江西省南昌縣において昭和14年4月23日に戦死された伊東由男さんの慰霊碑で、昭和14年8月5日に建立された。
碑高121p、幅28p、厚さ27.5p、台石80p。
所在地:東光寺(横浜市保土ヶ谷区)

(刻字)
碑正面:
「故陸軍歩兵伍長伊東由男之碑 勲八等功七級
 伊集院清彦書」
碑裏面:
「昭和十四年八月五日建之 施主 伊東政□」
右側面:
「支那事變勃發スルヤ昭和十三年八月應召同年十一月廿五日津田部隊笹島隊ニ属シ中支ニ上陸至嚴ナル修水北岸ノ守備ニ 克ク其ノ任務ヲ遂行セラレ又南昌ノ攻略戰ニハ彈雨ノ中敢然渡河ヲ決行奮闘遂ニ敵ヲ撃滅シ主力ノ渡河ヲ容 易ナラシム昭和十四年四月二十三日江西省南昌縣新村墟附近ノ激戰ニ於テ壮烈ナル戰死ヲトケラル皇國ノ為 東洋平和確立ノ礎石トシテ護國ノ神トナラル君ノ赫々タル武動ハ誠ニ帝國軍人ノ亀鑑タリ
誠心院忠岳良義居士
    昭和十四年八月 小田原驛長 松本宇一謹記」