故陸軍歩兵伍長平本市太郎之碑(東泉寺)

軍事遺物
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支那事変に応召、昭和13年9月7日、星子西孤山攻略戦において頭部に貫通銃創を受け戦死された平本市太郎さんの慰霊碑。昭和15年3月21日、遺族によって建立された。
碑高190cm、幅78cm、厚さ16cm、台石47.5cm、基壇74cm
所在:東泉寺(横浜市神奈川区)

(刻字)
碑正面:
「故陸軍歩兵伍長勲七等功七級平本市太郎之碑」
碑裏面:
「故俗名平本市太郎事行年廿五歳 右ノ者昭和十年一月十六日満州警備ノ為ニ派遣セラレ討伐戰闘ニ参加スル事 前後十數回ニ及ビ其功績ニ依リ勲八等ヲ授與セラル 昭和拾二年十月十六日支那事変ニ應召シ同十三年七月十日ヨリ八月十一 日マデ揚子江遡行作戰又ハ東台通州附近ノ警備從事八月十二日ヨリ九月七日マ デ星子西孤山攻略戰ニ参加中九月七日午後七時江西省星子縣東孤嶺ニ於テ頭部貫 通銃創ヲ受ケ壮烈ナル戰死ヲ遂ゲタリ仝日歩兵伍長昇進ス   昭和十五年三月廿一日 施主 平本典吉建立」
「獻燈
 横濱市出動軍人後援會長  横濱市長 青木周三」