川島君之碑(白峰寺)

軍事遺物
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日露戦争に従軍され、沙河会戦において、明治38年10月13日に戦死された川島盛蔵さんの慰霊碑。
遺族によって明治39年1月8日に建立された。なお、地元の彰忠碑にも合祀されている。
碑高163p、幅110p、厚さ20p、台石47p。
所在:白峰寺(茅ヶ崎市)

(刻字)
碑正面:
「川島君之碑(篆額)
賜勲八等功七級
明治甲辰春興露□□也陸戦十數而沙河之役為最焉□役敵□傷十萬□損二萬激闘十日實為振古来曽有川島君諱盛蔵氏亦陣歿子此役君曽徴親衛之兵出征轉戰幾回十月十三日加右翼左縦隊向力勾北之要阨敵拠山頂列砲熕殊死戦火矢之間少百歩君挺進立彈雨之中奮闘最力時未不有一丸同左肩貫心臓氏茲不起殉忠之志遂卒焉秘軍継進収屍葬山頂君性温良忠勇一徹毎推於同輩重于上官而今也亡矣越三日敵兵潰乱満野大勢歸秘饗者擧君喪也隊長中宮大尉誅曰其勲宣君國其功揚家門君以可瞑矣
  明治三十九年一月八日建之   小森保太郎撰文  正八位神保修書」
碑裏面:
「功徳主 川島駒吉   海老名村川原口 石工望月久吉」