比留川金治之碑(大法寺)

軍事遺物

昭和13年から始まった中国重慶爆撃に参加され、昭和14年9月29日に戦死された海軍中尉比留川金治さんの慰霊墓碑。行年39歳。戦後の昭和32年に実兄が建立。
碑高121p、幅34p、厚さ34p、台石高76p、基壇55cm
  所在:大法寺(綾瀬市)
(刻字)
碑正面:「故海軍航空中尉 従七位勲五等功五級 比留川金治之碑 海軍中将東郷吉太郎 書」
左面:
「昭和十三年八月鹿屋海軍航空隊附ニ補セラレ勇躍□□爾来武漢ノ攻略ヲ終リ重慶成都ニ果敢ナル航空攻撃ヲ決行スルコト数度其ノ武勲嚇核々タルモノアリ
惜ムベシ十四年九月ニ十九日重慶夜間攻撃ニ際シ眞ニ壮烈ナル戦死ヲ遂グ
君資性重厚頭脳明敏成績極メテ優秀有為ノ偵察将校トシテ衆人ノ模範タリ征戰半ニシテ斃ル誠ニ惜ミテ猶餘リタリト謂フベシ
昭和十八年九月二十九日 海軍少将正五位勲二等功四級□□」
右面:「昭和三十二年九月 家兄憲司」
裏面:「盡忠院朝陽日暉居士 庄次郎次男 金治 行年三十九歳」