慰霊塔(荻野神社)

軍事遺物

荻野神社の隣、旧荻野村役場の跡地に昭和29年4月26日に建立され、先の大戦の戦没者197柱を合祀している。建立者は荻野村であるが、荻野村は建立2年後の昭和31年に厚木市に編入している。また、氏名揮毫者は菁莪(せいが)小学校の校長であるが、この学校は昭和41年に北小学校に統廃合され廃校となっている。
戦後に建てられた此のタイプの立派な慰霊塔(忠霊塔)は厚木、愛川あたりで多く見られる。ある意味流行なのであろう。
碑高:480p、幅180p、厚さ180p、台石120p
所在:荻野神社(厚木市)

(刻字)
正面:「慰霊塔 圓覚管長 宗源書」
左面:「昭和廿九年四月廿六日建設 荻野村  戦歿者氏名揮毫 菁莪小学校長澁谷孝喜  施工 中村建設株式会社  石工 厚木町會田石材店  玉石工 石川新作」
右面:「戦歿者名 (〜197柱の氏名)]

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