護国英霊塔(慈雲寺)

軍事遺物
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慈雲寺から少し離れた墓域に設置されている。 同地区の大東亜戦争の戦没者14柱の英霊を慰霊する碑。裏面に、英霊の戒名、階級、氏名、戦没年が記されている。 揮毫は円覚寺管長の朝比奈宗源。昭和30年8月の建立。
碑高255p、幅94p、厚さ23p、溶岩台石40cm、台座80p。
刻字
(碑正面)
護國英霊塔 
 圓覚管長 宗源 書(花押)」
(碑裏面)
「報国院忠道宗義居士 陸軍兵長  鈴木粂治 昭和十九年七月八日
 義烈院忠道宗久居士 陸軍伍長  岩ア久治 昭和十九年七月十八日
 精忠院敏道興治居士 陸軍兵長  岩ア敏治 昭和十九年二月六日
 流芳院義海宗廣居士 陸軍上等兵 鈴木廣吉 昭和一九年七月三十一日
 報國院義海宗信居士 陸軍伍長  石渡七之亟 昭和二十年二月二十六日
 南溟院義海忠徹居士 海軍水兵長 石渡五郎 昭和二十年三月二十八日
 一乗院忠道宗覚居士 陸軍兵長   渡邊角太郎 昭和二十年四月二十二日
 護國院忠山秀雄居士 陸軍伍長   岩ア秀雄 昭和二十年五月十六日
 殉國院正道明義居士 陸軍兵長   石渡又治 昭和二十年五月二十六日
 顕正院忠道宗義居士 陸軍伍長   石渡 正 昭和二十年六月三十日
 南殉院義海宗清居士 陸軍兵長   鈴木 清 昭和二十年七月一日
 保國院義道良彦居士 陸軍上等兵 鈴木 彦 昭和二十年九月五日
 玉顔浄容大姉     挺身隊員   渡邊君代 昭和二十年四月四日
 殉國院享嶽玄利居士 陸軍兵長   瀧口利輔 昭和二十一年七月十四日
   三崎町石権刻」
(碑側面)
「昭和三十年八月建之」