旧海軍下士官兵集会所跡

軍事遺物
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市内では一般的にEMクラブと呼ばれていた施設の跡地碑。海軍工廠の前にあり、かっては、ガントリークレーンとともに市内に入って最初に目に入る海軍の町横須賀のシンボル的存在であった。
前身は、海軍下士官兵集会所(劇場や宿泊施設もある下士官、兵専用の福利厚生施設)で、戦後アメリカ軍に接収されEnlisted Men's Clubとして昭和47年まで使われていた。堂々たる建築物で戦後ジャズの発祥の地などとも云われ惜しまれながらも破却された。
現在は、横須賀の新しいシンボルである横須賀芸術劇場(平成6年2月建設)と高層ホテルなどからなる複合文化施設が建っている。芸術劇場の中には在りし日のEMクラブの写真が飾られている。碑は御影石製で横須賀芸術劇場前の国道側に設置されているが、不法駐輪の自転車等に挟まれて惨めな状況である。
碑高:86p、幅120p
所在:本町(横須賀市)