かながわ平和祈念館(南区)

軍事遺物

戦後50年の節目にあたる平成7年に、神奈川県戦没者慰霊堂附属会館を建て替えたもので、戦争体験を風化させず次世代に伝えるとともに広く県民に親しまれる施設として整備された。内部には、遺品展示ホールのほか、多目的ホールや会議室、ビデオルーム、ライブラリーなどがあり、広く県民が活用できる施設となっている。
・開館日時:年末年始を除く毎日。午前9時から午後5時まで。
・観覧無料
・所在:かながわ平和祈念館(横浜市南区大久保1-8-10)
・アクセス:京浜急行線上大岡駅下車徒歩8分
施設HP

遺品展示ホール
玄関を入った正面が展示ホールで、自由に見学できる。戦没者の遺品を中心に約200点をテーマ別に展示している。
戦没者の遺品は、「千人針、水筒、飯盒、軍隊手帳、背嚢、双眼鏡、防毒マスク、手紙遺書、勲章、債券、召集令状、戦死公報等」
写真パネルは、「遺骨収集、県戦没者慰霊堂、神奈川の塔、出征、勤労動員、空襲、中国残留孤児、シベリア抑留、ガラスのうさぎ像等」である。また、沖縄戦の実相資料、戦争体験手記もある。

マネキンを使った軍服の展示
ガダルカナル戦の遺品
沖縄戦の遺品
武運長久を祈った腹帯
当時の債券類
第一吉田丸と楓4254部隊

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