黒崎第1、第2洞窟砲台詳細

黒崎の鼻の南岩崖に並んで構築されている。 内部で両砲台は接続しており、弾薬庫や司令室、兵員室など部屋がいくつも設けられている。また、 2つの砲台の中間点に出入口が設けられているが、開口部を護るように正面に石積みが築かれている。観測所であろうか。
第3砲台の奥の部屋C,Eには、銃眼が設けられている。敵が砲台まで進入した際に後退しながら応戦するためであろうか。
*太線はコンクリート部分。

@第3砲台外観。

@同左。砲室を内側から見る。右手はA部屋(弾薬庫)。

A弾薬庫正面。コンクリートで固められている。

A弾薬庫内部。同形態の部屋が砲室毎に2部屋設けられている。

B素掘りの部屋。兵員室か?第2砲台Lの部屋と同様の役割であろう。

C砲台内で最大の部屋。正面壁に銃眼の丸い穴が設けられている。

C部屋を銃眼から覗く。左手に抜穴への通路。正面が第2砲台への通路。

D抜穴外観。裏の崖の中腹に開口している。

E部屋外観。

E部屋内部。壁に銃眼の穴が開口している。

銃眼からE部屋を覗く。

F部屋内部。素掘りである。

G部分。二股分岐点。左第1砲台。右第2砲台。

H隠し出入口を望む。開口部正面には目隠し用の石積みがある。

I部屋。コンクリート部屋だが遮蔽壁がここだけ存在しない。

I部屋内部。三角天井である。

J素掘りの部屋。対面に通路状掘り込みがある。

K部屋前の通路。砲室と一体のコンクリート製である。奥に見えるコンクリート壁はI部屋。

N第2砲台砲室。

N同左。前面に樹木が茂り外からは確認できない。

L砲室後部の素掘りの部屋。天井がかなり崩落している。

M弾薬庫。第3砲台のA部屋にあたるもの。

N開口部脇の謎のコンクリート製構造物。第3砲台にも同様のものがある。

第2砲台の右方に隠されている洞窟。縦、横が約2.5m、奥行き15m程度の直線壕である。 第1砲台の脇にも同様の壕が設けられている。

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