洲崎第一砲台

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<沿革>館山市
昭和3年9月:起工
昭和4年12月:備砲工事着手
昭和6年11月:備砲工事竣工
昭和7年10月:竣工

<構造>
軍艦生駒に搭載されていたイギリスビッカース社製の45口径30p砲(前部砲塔2門1基)を陸上に据え付けた砲塔砲台である。 砲塔は横須賀海軍工廠で改修を受けた後、標高約66mの山頂部に設置された。最大射程26q。 電灯は150p移動式電灯を備え、観測所は標高193mの坊の山(房の大山)に88式電気式海岸射撃具を設置したが、洲崎第2砲台の観測所にも電纜を敷設し使用することとした。

<現状>
現在砲台用地は、ポピーランドという分譲地に変貌しており、山頂部の砲塔を設置した円形の砲座跡と地下構造物の一部が姿を表しているほかは、遺構は残っていない。 観測所跡は、第一砲台同様、山頂部にコンクリートの廃墟が残っているのみである。

45口径30p砲塔砲座 側面から。左手高台が砲座。
右手下に地下構造物、深さ約14m。
姿を表した地下構造物

排気筒。2本が残る。 地下構造物の上部開口部

(房の大山山頂に残る観測所)
コンクリート残骸の廃墟である。 同左 同左

観測所途中の山道沿いに残る
防11番標石。反対面には「陸」の文字
14番標石 警戒柵柱も残る。