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福徳、財産、長寿の神 「妙音寺」

この寺は高野山真言宗、別名花山曼荼羅ともいい、室町時代後期には、小田原北条氏の雨乞い祈願所として信望が篤く、その後、天正年間（１５８０年頃）に賢栄法印により中興されたと伝えられています。
この福禄寿は、花山曼荼羅の一尊として勧請され、経典を結んだ杖を携え、鶴を伴っているところから鶴園福禄寿ともいわれ南極星の化身とも、中国宋の道士天南星の化身ともいわれ、福徳、財宝、長寿の三徳を備えると伝えられています。

参拝ガイド

高野山真言宗飯森山明王院妙音寺といい、逗子延命寺の末寺。本尊のお不動明王は、俎板に彫られたもので末那板不動とも称され、三浦不動一五番札所「三浦大師」にもなっている。
現在、境内は大きく開発され、大きな大日如来の石像を中心に様々な石仏が境内参拝コース沿いに配置され一大霊場の趣を成している。干支守り本尊霊場三番や秋の七草寺社四番にもなっており、三浦半島開運めぐりの総事務局でもある。