今と違って、働け働けで、病気で休むなど許されない時代。体が資本といっても十分な食事・栄養を摂れない状況から、こういった栄養剤が人気を博していた。事業者もこういった社会情勢に合わせて効果的に広告を打ってきた。
内容
「ハリバ服む人無欠勤
健康が…資本だ… A「新体制の非常時下には、病気などしてはいられない…」
B「そうだよ!殊に我々のように激務に携わる者は、何と言っても健康が資本だからな」〜
能率を挙げよ… 年中かぜ引かず病気知らずの無欠勤で、事務や仕事の能力増加を図るため、どこの会社でも工場でもハリバがたいへん賞用されます。〜
百粒…二円五十銭 五百粒…十円五十銭 東京・大阪 田邊商店」
掲載:昭和15年9月