爾霊山の石(児玉神社)

軍事遺物

爾霊山(にれいさん。なんじの霊の山の意味)とは、日露戦争の激戦地であった旅順市(中国東北部遼東半島南端)背後にそびえる標高203mの高地(通称203高地)の事である。
当地の石を横須賀鎮守府が持ち帰って、昭和10年1月1日に江の島の乃木大将銅像の前に寄贈した。その後、平成13年に児玉神社境内に移設され現在に至る。
大小6つ程度の石が無造作に置かれており、中央に石碑が建てられている。
「二〇三高地」に「爾霊山高地」の字を当てたのは乃木将軍である。
所在:児玉神社(藤沢市)
(石碑刻字)
「昭和拾年一月一日 爾霊山高地 石 □萩  横須賀鎮守府」

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