社殿の向かって左手奥に鎮座する石廟。
これは、横須賀製鉄所建設工事の中で行われた白仙山の切り崩しの大工事が事故無く完遂したことで、その山土を当社に遷栄し、祀るために建てられたもの。工事を請け負った大村五左衛門が明治4年に建立したもので、横須賀製鉄所建設工事の様子を伝える歴史的な石廟である。
所在:諏訪大神社(横須賀市)
(石廟背面刻字)
相州三浦郡横須賀邑造船所御用地数頭の山地御開拓あり其中より白仙と唱□大山を毀除乃命を大村五左衛門に蒙り明治庚午夏五月より創め同辛未初秋中旬に至り平地と成る其大業中寒暖を犯し労したる数千の人夫聊乃傷損もなく代任の者一同奔走の實功相立て冥加の至に堪え依て此度白仙乃山塊を此社地に遷栄し永く祭祀奉らん事を願ふ
明治四年辛未仲秋日 御用達 大村五左衛門代 島田嘉兵衛
(台石背面刻字)
工方仕事 今村善□ 石工 岡田安□良