城ヶ島の海南神社の石段を上った境内の左右に1基づつ安置されている小形の砲弾。
右側のものは砲弾に「大正八年樺太測量紀念 同年十一月」と刻まれている。樺太の測量の意味は調べていないが、これを記念して大正八年十一月に奉納されたものであろう。四角い台座の側面には奉納者の氏名が刻まれている。
左手の砲弾は、別種類のものであるが表面が腐食しており何も読みとれない。台座は六角形で側面には同様に奉納者の氏名が刻まれている。形状が異なるため、別件で奉納されたものではないかと推測される。
所在:海南神社(三浦市)