砲弾台座(衣笠神社)

軍事遺物

社殿の左右に砲弾を載せていた一対の台座が残る。左側は風化して判読できないが、右側の刻字によると日清戦争の勝利を紀念して奉納された砲弾である。
建立は明治35年。砲弾は1台座に2弾、15cmと12cmの二種類が鎮座していたらしい。発起人7人、賛同者21名で台石に刻まれている。
台座52cm、基壇75cm
所在:衣笠神社(横須賀市)

(刻字)
台石正面:
「明治二十七八年日清役戰勝紀念砲彈  寄付砲彈 若松磯次郎 熊谷□太郎」
台石左面:
「明治三十五年建之
發起人 雑賀勝五郎 浅葉稲吉 雑賀兼吉 島ア寅治 島ア□蔵 三富菊之助 浅葉辰五郎」
台石裏面:
「賛同者
雑賀浅五郎 雑賀勘左エ門 三富寅吉 □□□育 雑賀半左エ門 三富八右エ門 島ア金左エ門
三富善右エ門 青木□蔵 島ア竹松 島ア菊五郎 原富蔵 三富□五郎 島ア元次郎 藤田喜代蔵
雑賀助五郎」
台石右面:
「雑賀新吉 島ア末吉 三富□蔵 矢野□□ 島ア正□」

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