砲弾(若宮神社)

軍事遺物

久比里若宮神社の境内社、八雲神社の社殿横に鎮座している。戦後放置され、柵石も倒され、台座も傾いたままである。
柵石に、「征露紀念」と「明治三十九年二月 氏子中」と刻まれていることから、日露戦争の勝利を記念して明治39年2月に氏子によって建立されたものであろう。
砲弾の高さは役80cm、直径は28cmである。台座は、レンガ造モルタル張りである。
調査当時は、碑は傾き、周辺も荒廃した状態であったが、最近きちんと整備された。 なお、境内には、他にも旅順港口閉塞船に積まれていた石が記念碑の台座に使われている。
所在:若宮神社(横須賀市)

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