昭和16年4月、工作科の教育のために、久里浜の地に海軍工作学校が設立された。
翌年に、練習生たちの労力で近くの山から土を運んで敷地を造成、樹木を植樹し、昭和17年9月24日に伊勢神宮を勧請して創建された。
社殿は第一期木工練習生が卒業記念に造った。
戦後、地元の人たちが戦死者の冥福を祈って八幡神社に移して安置していたが老朽化のため、工作学校関係者らが、昭和52年に屋根をふき替え、入魂式を行い、海軍工作神社として復元した。
社号碑には、「平成7年8月吉日建立 親工会会長 益子五郎 外役員一同」と刻まれている。
高さ約2mの小さなお社である。