征露軍陸海殉難戰死横歿之忠靈(妙法寺)

軍事遺物
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日露戦争で亡くなった全ての方を忠霊する碑。普通に見られるものは、戦病没者の氏名が刻まれ、慰霊の対象者が特定されているが、本碑のように殉難、戦病没、横死、無祀無縁等全てを対象として慰霊する碑は珍しい。
明治37年9月20日妙法寺境内に建立。
碑高141cm、幅54cm、厚さ28.5cm、台石(2段)59cm
所在:妙法寺(横浜市磯子区)

(刻字)
碑正面:
「征露軍陸海殉難戰死横歿之忠靈 無祀絶祭無縁靈 四生六道法界靈」
碑右面:
「牛頭山 丗九世 傅燈松原日通代
 妙法寺総代 小泉吉藏 加藤峯吉 小島孝治朗 小泉佐市郎 大須賀亀藏 関清四郎」
碑裏面:
「明治卅七年九月廿日建之 正榮山十九世 慈光院日妙(花押)
  日本橋區馬喰町 本願主 高瀬 米治朗 妻 花子 弟 源二郎」