軍事遺物

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上宮田の諏訪神社の境内に、堂ケ谷戸水利組合によって、昭和53年7月に建立された慰霊碑。 上宮田地区（旧上宮田村）における西南の役から太平洋戦争までの戦没者91柱が合祀されており、裏面に里名ごとに英霊名が刻字されている。全高530�pもの立派な碑である。 合祀者のうち、西南の役で戦死された松原文二郎さん、日清戦役で戦死された松原福松さん、日露戦役で戦死された吉田初蔵さん、吉田貞吉さん、長島福蔵さん、長島熊蔵さんは、別に海防陣屋跡地に慰霊碑が建立されている。 碑高370�p、幅135.9�p、厚さ29.58�p、台石60�p、台座100�p 所在：諏訪神社（三浦市） （刻字） 碑正面： 「慰霊碑 　昭和五十三年七月吉日　堂ケ谷戸水利組合建立　題字　宮司　松原正男書」 碑裏面： 「西南の役 　 松原　松原文治郎 日清戦役 　道場　松原福松 日露戦役 　大瀬戸　吉田初蔵　吉田貞吉 　木の間　長島福蔵　長島熊蔵 日支事変 　今井原　島田重治　川島武士 　芝原　小磯勝治 　松原　松原行雄　松原文治 　岩井口　吉田義雄 　池代　長島利夫 太平洋戦争 　今井原　��梨精一　��橋利雄　��橋三千治　長谷川成一　長谷川宗一 　仲今井　鈴木義郎　鈴木重雄　��橋清治　長谷川新造　水谷春吉　山�ｱ武夫 　　　　　　　山�ｱ三郎　吉田菊松　吉田英次 　大瀬戸　新倉弘　山田留吉　吉田実　吉田義雄　吉田一雄　吉田勝五郎　吉田辨治　吉田誠二 　　　　　　　吉田利蔵 　芝原　合葉米吉　須原勝太郎　長島吉松　長島孝雪　長島増蔵　新倉安治 　木の間　長島定吉　長嶋彦五郎　長島恒吉　長島進　長島綾治　長島文治　長島八郎 　　　　　　　長島正雄　長島得治 　松原　小笠原重雄　金子栄次　松原新　松原義夫　松原年雄　松原繁雄　吉田勝雄　吉田源蔵 　岩井口　相沢保次　加藤初蔵　常磐源平　松原美和子　山下久治　山下秀雄　吉田忠次郎 　　　　　　　吉田利雄　吉田重吉 　石作　岡本義雄　鈴木不二男　長嶌信男　長嶌潔　吉田勇　吉田文男 　池代　長島繁司　長島貞雄 　道場　松原武雄　岩沢泰信 　山ケ谷戸　大井廣治　加藤信雄　加藤正雄　三留瀞 　鹿穴　加藤忠次郎　加藤行雄　加藤高次　加藤初雄　加藤仙太郎　加藤精一　加藤登次 　　宮城県石巻市井内佐藤清吉刻」

〇合祀者の個人墓碑を調査した結果、2柱の所在が判明。墓碑から分かる詳細は以下のとおり。

1
	墓碑銘	陸軍後備歩兵一等卒松原福松墓
	戦役	日清戦争（澎湖嶋攻略）
	所属部隊	混成枝隊：後備歩兵第一連隊（東京湾守備隊）
	死亡年月日	明治28年6月29日
	死亡場所	澎湖嶋
	死因	病死（コレラ）
	行年	38歳
	備考	個人慰霊碑と齟齬有
2
	墓碑銘	故陸軍近衛豫備歩兵上等兵吉田初蔵墓
	戦役	日露戦争
	所属部隊
	死亡年月日	明治37年10月10日
	死亡場所	奉天省��力□北方��地
	死因	戦闘において戦死
	行年