故陸軍歩兵上等兵村瀬新藏之碑(多門院)

軍事遺物
戻る

日露戦争に従軍し、松樹山麓にて明治37年10月に戦死された村瀬新藏さんの慰霊碑。
父親荒吉さんによって明治38年4月建立。
碑高205p、幅46cm、奥行30センチ。
所在:多門院(横浜市中区)

(刻字)
碑正面:
「故陸軍歩兵上等兵村瀬新藏之碑」
碑裏面:
「氏ハ明治三十七年二月日露ノ役起ル仝三月應召豫備隊ニ編入セラレ仝五月清國盛京省 孫家坦子ニ上陸シ仝五月ヨリ出征ノ途ニ就クヤ南山各所ノ大戰ニ猛烈奮闘シ仝十月松 樹山麓ノ大激戰ニ尚屈セス突進シ勇敢ナル働作ニテ長官ニ認知セラレシモ不幸ニシテ敵彈ノ為 メニ名譽ノ戰死ヲ遂ケラレ其ノ偉績軍友ノ模標トナリ氏ノ名ハ長ヘニ有史ニ存セリ
享年二十有七  明治三十八年四月   芳石□石辨刻」
碑右側面:
「施   主        村瀬荒吉
 葬儀幹事 本牧町原 軍友義會
 仝            横濱軍友會」