忠魂碑(浄楽寺) |
軍事遺物 |
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浄楽寺の裏手高台に慰霊碑が集められている一角があるが、
この忠魂碑は立派な石垣台座上に設置されている堂々とした碑である。
明治40年に在郷軍人により建立されたが、関東大震災により倒壊、大正12年9月1日に修理されている。 西南戦争、日清戦争、日露戦争戦没者19柱に再建時に合祀された戦艦河内乗員の計20柱を祀る。 台座裏面には「建碑賛助人名」石板が取付けられており、賛助金額毎に賛助人全員に氏名が刻まれている。 碑高232cm、幅155cm、厚さ20cm、台石105cm、台座180cm 所在:浄楽寺(横須賀市) (刻字) 碑正面: 「忠魂碑 希典書」 裏面: 「明治十年役殉死砲兵二等馭卒片倉米吉 明治二十七八年戰役殉死陸軍砲兵一等卒川名庄太郎 明治三十七八年戰役殉死 陸軍輜重輸卒吉田梅吉 陸軍歩兵一等卒新倉喜之助 陸軍歩兵二等卒伊藤五郎吉 陸軍歩兵伍長勲八等功七級福本勝五郎 陸軍砲兵一等卒勲八等功七級志村久兵衛 陸軍歩兵上等兵勲八等三堀晴次郎 陸軍歩兵一等卒勲八等功七級安田猛太郎 陸軍歩兵一等卒勲八等福本菊次郎 陸軍歩兵一等卒勲八等功七級新倉昌明 陸軍歩兵上等兵勲八等功七級内山喜三郎 陸軍歩兵上等兵勲八等功七級長谷川元五郎 陸軍歩兵二等卒勲八等細谷源三 陸軍歩兵一等卒勲八等細谷房次郎 陸軍歩兵一等卒三橋亀吉 陸軍輜重輸卒勲八等橋龍蔵 陸軍砲兵一等卒勲八等新倉長吉 陸軍輜重輸卒勲八等新倉由三 大正七年軍艦河内殉難 海軍三等水兵根岸淺吉 明治四十年建之 發起者 在郷軍人 大正十二年九月一日地震ノタメ倒壊當時ノ會員出動修理ス 石工 上田久蔵 小池美代吉」 |