戦没者慰霊塔(中央公園)

軍事遺物

中央公園の東端に、公園全体を船に見たてて、舳先の形に造られた鉄筋コンクリート製の慰霊塔である。昭和44年4月に建立され、横須賀市内の日清、日露、第一次、第二次世界大戦での戦病死者の遺影約3600枚が収められている。同年4月11日に除幕式が行われ、毎年戦没者慰霊祭が行われるようになった。昭和62年に戦没者追悼式と名称を変更した。塔の内側に金属の銘板が取付られており、以下転載する。
銘文「日本が 世界の夜明けに目覚めてから 今日の栄光をかちえるまで 多くの戦争において 国のため尊い命を捧げられた 諸霊よ 横須賀市民は 諸霊の遺族とともに この地を定め塔をたて 熱いまごころをもって み霊を慰めたてまつる 
昭和四十四年三月誌す
横須賀市長 長野 正義」
*中央公園は、令和3年4月5日にリニューアルされ平和中央公園に改称された。

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