義勇奉公(浅間神社) |
軍事遺物 |
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浅間町地区における日露戦争の戦没者3柱と凱旋者31名を顕彰するために、明治40年6月1日に有志によって建立された。
正面には、乃木大将による「義勇奉公」の篆額の下に、元公家の滋野井家27代当主實麗氏による長文の顕彰文が刻まれているが、知識不足により全文の判読はできなかった。
裏面には、戦没者3柱と、凱旋者31名の階級と氏名が刻まれている。 碑高280p、幅76p、厚さ23p、台石70p。 所在:浅間神社(横浜市西区) (刻字) 碑正面: 「義勇奉公 (篆額) 陸軍大将正三位勲一等功一級男爵乃木希典 題額 明治三十七年二月 大詔あり露國と戦端ヲ開 我が軍□正義□□大・・・ 粉塵せ 耳目 皇威世界に輝き國宣いよいよ・・・ □ 屍と命を ・・・ □横濱市淺間町□初□町民一つ心に恤兵會を 出征者の・・・ 厚く救護をか など武夫を て 異境我戦場 奉公乃 ・・・ この地帯 労を ・・・ □ 出征の軍人三十四名 ・・・ □ 靖國神 永 國 その□□勲功を ・・・ 凱旋 恤兵會 町民・・・ 志 つくして深く戦死者をかなしみ永く凱旋諸士乃功労をおもひ ので組合の碑を建 恤兵會の・・・ □ 文を 嗚呼な□三十七八年戦役乃事 赫々 てその記憶を の町民・・・ □滅 不朽なる 其の ますます に 徘徊 ・・・ □ 奮 風□□・・・ 明治四十年六月一日 正五位伯爵滋野井實麗撰 書」 碑裏面: 「陣没者 陸軍要塞砲兵上等兵勲八等 中村倉太郎 陸軍歩兵壹等卒勲八等功七級 西野友吉 陸軍歩兵壹等卒勲八等 高橋平次郎 凱旋人名 陸軍砲兵少尉正八位勲六等 澤誠太郎 陸軍歩兵曹長勲七等 中山熊吉 陸軍歩兵伍長勲八等 荒井吉次郎 海軍壹等水兵勲八等 太田卯之助 陸軍要塞砲兵上等兵勲八等功七級 藤江峯四郎 陸軍野戰砲兵上等兵 安田小助 陸軍歩兵壹等卒勲八等 小松峯吉 陸軍歩兵壹等卒勲八等 和田三郎 陸軍要塞砲兵壹等卒勲八等 平本又之助 陸軍歩兵壹等卒勲八等 越地治郎松 陸軍要塞砲兵壹等卒勲八等 瀬戸榮三郎 陸軍歩兵壹等卒勲八等 岡村仙太郎 陸軍歩兵壹等卒勲八等 榎本松太郎 陸軍歩兵壹等卒勲八等 中村源藏 陸軍野戰砲兵壹等卒勲八等 中村安太郎 陸軍歩兵壹等卒勲八等 淺葉淺治 陸軍歩兵壹等卒勲八等 三村作次郎 陸軍歩兵壹等卒勲八等 内田駒吉 陸軍歩兵壹等卒勲八等 安田留吉 陸軍要塞砲兵壹等卒勲八等 宮ア定吉 陸軍野戰砲兵壹等卒勲八等 青嶌繁太郎 陸軍野戰砲兵壹等卒 田代林藏 陸軍輜重輸卒勲八等 神谷智雄 陸軍輜重輸卒勲八等 飯田勝藏 陸軍輜重輸卒勲八等 飯田兵太郎 陸軍輜重輸卒勲八等 渡邊熊吉 陸軍看護卒勲八等 飯田春吉 陸軍輜重輸卒勲八等 瀬戸喜久作 陸軍歩兵二等卒 相澤平吉 陸軍野戰砲兵二等卒 田代善吉 陸軍歩兵二等卒 平本重太郎 維時明治四十年六月一日 浅間町有志者建之 應嘱 芳石老人書(印) 石工 川古谷卯之助刻」 |