忠霊塔(浄楽寺) |
軍事遺物 |
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昭和13年から昭和17年までの戦没者24柱を合祀した忠霊塔。昭和17年12月建立(新聞報道では昭和18年2月8日除幕式)であり、塔部はブロック状石材を積み上げ、台座は乱形石材を貼りつけたモダンなデザインである。入口には2基の石灯籠が建てられている。揮毫は同地に別荘を持っていた陸軍大将小磯國昭(朝鮮総督)に依頼した。 一つおいた隣に合祀者名を記した石碑があり、戦没者24柱の階級、氏名、戦没年が刻まれている。 忠霊塔:碑高285cm、幅130cm、厚さ75cm、台石10cm、台座165cm 合祀者名碑:碑高144p、幅78p、厚さ14p、台石40p 所在:浄楽寺(横須賀市) ・忠霊塔 (刻字) 碑正面:「忠霊塔」 碑左面:「陸軍大将小磯國昭書」 ・忠霊塔合祀者名の碑 (刻字) 碑正面: 「忠霊塔合祀者 上等兵勲八等功七級 福本松五郎 昭和十三年八月丗日 伍長 勲七等功七級 橋亀蔵 同年十月廿六日 上等兵勲八等功七級 橋和吉 同年十一月四日 上等兵勲八等功七級 安藤徳太郎 同年十一月十五日 伍長 勲八等功七級 新倉啓二郎 昭和十四年三月七日 軍属 石川喜助 同年八月一日 伍長 勲八等功七級 高城多司巳 同年八月廿九日 上等兵勲八等 大野淺吉 同年九月三日 上等兵勲八等 新倉彦八 同年十一月廿九日 上等兵勲七等 三堀留吉 昭和十五年三月廿九日 上等兵勲八等 町田銓治郎 同年四月廿五日 上等兵勲八等 新倉正夫 同年七月廿九日 伍長勲等 軽部貞次郎 同年十一月一日 兵長勲等 初谷勇治 昭和十六年六月廿一日 上等兵 新倉林之助 同年八月三日 少尉正八位勲六等 福本友正 同年十月十八日 兵長 細谷吉造 昭和十七年一月廿二日 一等兵 藤田徳次郎 同年五月八日 兵長 福本重吉 同年九月九日 伍長勲等 石倉定雄 同年九月廿一日 一等水兵 新倉利三 同年十月七日 上等兵 鈴木喜作 同年十月廿一日 上等兵 橋角之助 同年十月廿九日 少尉正八位勲六等 □□次郎 同年十二月廿三日」 | |