潜水艦殉国碑(東郷神社) |
軍事遺物(その他地域) |
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太平洋戦争中に亡くなられた全ての潜水艦関係者の英霊を慰霊する殉国者の碑。 潜水艦横断面を型どった碑の司令塔部分には、伊号33の実潜望鏡を取り付けており、背面には殉国者全員の霊名が封入されている。 右手には潜水艦のレリーフと碑文を刻んだ石碑が建てられている。昭和33年5月25日建立。 なお、十月二十日に潜水艦殉国碑慰霊祭が行われる。 所在:東郷神社(渋谷区) (刻字) 左碑正面: 「殉國」 右碑正面: 「潜水艦勇士に捧ぐ 太平洋戦争中百二十餘隻の潜水艦と共に戰没された一万餘人の乗員諸君 特殊潜航艇及び 回天決死隊諸君 また諸公試 演練に殉難された諸君 諸君の遺骨は海底深く沈んで之を回収 する途がない しかし それは国難に赴いた諸君の忠誠が そのまま其戰場に在ることを意味する 民族の急 を救うべく戰った犠牲の精神は永えに其処に活きている 残された潜水艦関係の吾等は個人と法人と併せて幾千常に諸君の英霊の坐する海底を見 つめている 願わくは日本国民の全部も ありし日の諸君の勇姿と奮戰激闘の光景と護国の 屍となった戰場とを緬想して敬弔の誠を伸ぶると共に 祖国再興の心の糧とすることを祈願し て巳まない 茲に曽て戰友潜水艦建造関係者外有志一同相計り小碑を東郷神社の靈域に建立して諸君不滅の忠魂に捧ぐ 昭和三十三年五月二十五日」 魚雷模型説明碑: 「搭載用 魚雷模型 旧海軍館(平成四年解体)の庭にあったもので実物に似せてあるが寸法は実魚雷より小さい。 実魚雷の寸法 巡洋艦・駆逐艦用 径61p 長さ8.5m 潜水艦用 径53p 長さ7.2m 航空機用 径45p 長さ5.7m」 |