軍事遺物

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日露戦争に出征し、松樹山補溝砲台附近の戦闘によって戦死された山村幸太郎さんの慰霊碑。建立年の刻はないが、明治38年から40年の間に建立されたものと思われる。 碑高130cm、幅94cm、厚さ18cm、台石20cm 所在：光明寺（横浜市南区） （刻字） 碑正面： 「陸軍歩兵一等卒山村幸太郎之碑」 碑裏面： 「□□九年入營シ現役ノ義務ヲ完フスルヤ君ガ美術的□性ハ洋画□以テ身ヲ □□笈ヲ負テ遠ク海外ニ渡航シ洋画ヲ學フコト數年其技漸ク熟セント □□三十七年二月日露ノ國交爰ニ破レテ召集ノ令ニ接スルヤ勇躍画筆ヲ抛テ □□ランガ為メニ皈朝シ同年三月佐倉歩兵第ニ聯隊第四中隊ニ編入セテ □ニ上リ赤□山及金州南山ノ役ニ参與□戰シ□テ八月双臺溝ノ戰闘ニ □テ帰朝ヲ命セラレ療養數十日創□癒ルヲ待テ再ビ出征ヲ志願シ □兵第ニ聯隊第六中隊ニ編入セラレテ戰地ニ嚮フヤ亦生還ヲ期セズ 十六日松樹山補溝砲臺附近ノ激戰ニ君挺身邁往雨下スル敵彈ノ為ニ □遂ニ起ニ能ハズ同月丗日盛京省甲子山屯野戰病院ニ於テ陣没ス □合多久雄氏當市辧天通若葉町有志者ノ賛助ヲ得テ爰ニ碑ヲ 建設シ忠勇ニシテ而カモ優雅ナル君ノ英魂ヲ慰メ殉國ノ光榮ヲ後世ニ 傳フル所以之　 横濱奨兵義會〃長　勲四等　大谷嘉兵衛　謹識 施主　山村久男 葬儀幹事　若葉會　弁天通聯合會　軍友會 芳石□人書 石辧刻之」