軍事遺物

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宇品港から大孤山へ向かっていた陸軍徴用船「常陸丸」に乗組み、明治27年6月15日、ウラジオ艦隊によって玄界灘で撃沈（常陸丸事件）され、戦死された鈴木吉蔵さんの慰霊墓碑。建立年は記されていないが、明治38年〜40年頃に遺族によって建立されたものと推測される。 碑高179cm、幅41cm、厚さ25cm、台石67cm 所在：青蓮寺（横浜市神奈川区） （刻字） 碑正面： 「故陸軍近衛歩兵二等卒鈴木吉蔵君之墓」 碑裏面： 「日清戰役ニ當リ明治廿八年九月十二日近衛□□應□軍務□□同年十一月十五日除隊 征露ノ役起□明治□□□十二月八日□□□出征ノ途同年六月十四日宇品港出航御用船 常陸丸ニ乗シ翌十五日玄海灘ニ於テ敵艦ノ砲撃ノ為轟沈セラレ遂ニ名誉ナル國難ニ殉ス」