忠霊墓碑(安楽寺)

軍事遺物
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笠名地区における大東亜戦争の戦病歿英霊13柱を合祀した慰霊碑。遺族らによって昭和29年9月に建立された。
碑高160p、幅81p、厚さ14p、台石23p+65p、基壇90p。
所在:安楽寺(館山市)

(刻字)
碑正面:
「忠霊墓碑 荒木貞夫書(花押)
忠儀院光月秋芳居士 陸軍一等兵 昭和二十年九月四日 俗名儀一 行年十八才 施主佐々木房吉
瑞光院殉節秀道居士 海軍軍属  昭和十八年一月十三日 俗名一政 行年三十五才 施主加藤正雄
報国院至道忠純居士 陸軍上等兵 昭和十九年九月二十六日 俗名吉次 行年三十二才 施主山田吉五郎
正光院浄誉安道居士 陸軍一等兵 昭和二十年四月二十一日 俗名安治 行年三十三才 施主渡辺まつ
金昌院義直忠司居士 陸軍伍長 昭和十九年八月二十五日 俗名忠司 行年三十三才 施主佐藤友吉
嚴照院南雲義晃居士 陸軍兵長 昭和二十年五月二十日 俗名巖 行年三十一才 施主田辺卯之助
忠實院秋月保道居士 陸軍伍長 昭和十九年十月十七日 俗名保行 行年二十一才 施主加藤忠久
輝雲院南岳義英居士 陸軍兵長 昭和十九年六月二日 俗名由蔵 行年三十四才 施主安藤たつ
義殉院覺得法音居士 陸軍軍属 昭和二十年五月二十六日 俗名音吉 行年三十六才 施主田辺美代
忠正院真實勇玄居士 陸軍兵長 昭和二十年二月二十一日 俗名力 行年二十九才 施主佐々木岩吉
精華院釋義範居士  陸軍軍曹 昭和十九年十一月一日 俗名稔 行年二十九年 施主渡辺福松
報恩院義山明覺居士 陸軍伍長 昭和十九年十一月二十五日 俗名岩男 行年三十二才 施主谷口まつ
盡忠院義岳良道居士 陸軍伍長 昭和二十年八月十七日 俗名久四郎 行年三十才 施主渡辺たけ
                          真教書」
碑裏面:
「大東亜戰爭戰死病歿者各霊位
 發起者 佐々木岩吉 佐藤友吉 田辺卯之助 佐々木房吉  昭和二十八年秋彼岸之砌り」