陸軍騎兵上等兵野崎豊次郎碑(白峰寺)

軍事遺物
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日露戦争に従軍され、斥侯の任務に服し各地を転戦したが、明治38年4月14日、敵状視察中に戦死された野崎豊次郎さんの慰霊碑。
父親によって明治39年4月に建立された。なお、地元の彰忠碑にも合祀されている。
碑高118p、幅30p、厚さ29p、台石62p、芝台11p。
所在:白峰寺(茅ヶ崎市)

(刻字)
碑正面:
「陸軍騎兵上等兵勲八等功七級野崎豊次郎碑」
碑左面:
「義豊院孝順英忠居士」
碑右面:
「野崎豊次郎ハ初五郎ノ嫡子ナリ軍隊服務中居常品行方正ノ□ヲ以テ特ニ善行證書ヲ授ケラル明治三十七年日露ノ役起ルヤ召ニ應シテ第一師團騎兵第二旅團第十五聯隊第一中隊ニ属シ同年八月清國柳樹屯上陸以来□々斥侯ノ任務ニ服シ毎ニ氷雪炎暑ト闘ヒ險ヲ冒シ難ヲ凌キ能ク敵状ヲ偵察シ以テ作戰上遺憾ナカラシム三十八年二月上等兵ニ進ミ更ニ奉天ノ會戰ニ参加シ殊功アリ四月十四日后樓方面ニ敵状視察中飛彈ノ為ニ斃サル享年二十六功ニ依テ功七級金鵄勲章並ニ勲八等白色桐葉章ヲ賜ハル死テ餘榮アリト謂ツヘシ矣」
碑裏面:
「明治三十九年四月建之 施主 野崎初五郎」