戦没者供養塔(遊行寺)

軍事遺物
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藤沢市の日清・日露・大東戦争における戦没者約千二十柱の英霊を祭る慰霊塔である。由来は脇碑に刻まれている。昭和25年に建立されたが、破損のため平成17年7月30日に移設建立されたものである。
碑高200p、幅103p、厚さ65p、台石高31p、基壇高48p。
所在:遊行寺(藤沢市)

(刻字)
碑正面:
「倶會一處  戰歿者供養塔  遊行七十世他阿一求書」
脇碑
碑高91p、幅100p、厚さ9p、台石高10p。
(刻字)
碑正面:
「戦没者供養塔
此の供養塔は日清・日露戦争・大東亜戦争で藤沢市出身の千二十余 名の英霊が眠っている。遊行七十代一求上人による戦没者慰霊名号 碑と同時期に、藤沢市遺族会によって供養塔を東門右側に建立、 昭和二十五年四月二十三日開眼。(建立日不明)
「倶会一処 戦没者供養塔 遊行七十世他阿一求書」とある。 「倶会一処」とは、阿弥陀仏の浄土に往生して、人びととともに一と ころに会合するという意味である。
その後、樹木の成長により供養塔母体が破損、藤沢市、遊行寺の賛 同を得、戦後六十年を記念して藤沢市遺族会が平成十七年七月三十 日に現在の場所に移設建立した。
また遺族の移住にともない他市の英霊もここに眠る。 平成十七年八月七日開眼」