山門から本堂へ続く参道沿いに倉見地区の昭和期の戦没者の墓碑が並んで建てられ、英霊の慰霊の地となっている。この石碑自体は、慰霊の地であることを解説したもので、英霊を合祀した慰霊碑ではないものと考えている。
碑高133p、幅65p、厚さ9p、台石40p
所在:行安寺(寒川町)
(刻字)
碑正面:
「殉國 靖国神社権宮司 池田良八書
英霊奉斎の銘 支那事変及太平洋戦争に一死以て国難に殉じ給いし英霊三十七柱を謹んでこの霊地に斎き奉る
昭和三十二年五月一日 寒川神社宮司竹内武雄書」
碑裏面:
「額靖国神社権宮司池田良八書
建碑後援 寒川町 倉見部落
倉見区長 栗田正吉 脇政吉 倉見遺族会長 柳下亮 遺族一同」