愛川村における日露戦争戦没者7柱を合祀した忠魂碑。明治40年5月、愛川村奨兵義会の建立。揮毫は乃木大将。
台石正面に戦没者の所属階級偉勲と氏名が刻まれている。
因みにこの場所には戦後に建立された忠霊塔や奉公碑が並び建つ場所であり、当初は別の場所に建立されていたものと推測される。また、当敷地には明治期の個人慰霊碑も移されているが、倒され破損している。
所在:半原忠霊塔敷地(愛川町)
(刻字)
碑正面:「忠魂碑 希典書」
碑裏面:「明治四十年五月 愛川村奨兵義会建之」
台石正面:
「陸軍歩兵特務曹長勲七等功七級 小倉勝藏
陸軍歩兵伍長勲七等功七級 小島庫之助
陸軍歩兵伍長勲八等功八級 小島長右衛門
陸軍歩兵上等兵勲八等功七級 田嶋順作
陸軍歩兵上等兵勲八等 成瀬勝藏
陸軍歩兵一等卒勲八等 志村壽之助
陸軍輜重輸卒 荻田筆藏
」