関口特攻兄弟之碑(馬門山墓地) |
軍事遺物 |
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大東亜戦争末期に特攻隊として国難に殉じた関口兄弟の碑で、昭和32年5月、父親によって建立された。馬門山墓地の上段にある。 なお、哲男さん、剛史さんともに、逸見の鹿島神社の慰霊碑に合祀されています。 碑高90p、幅70p、厚さ7p、台石45p、台座75p。 所在:馬門山墓地(横須賀市) (刻字) ・碑正面: 「関口特攻兄弟之碑 元第三航空艦隊司令長官寺岡謹平敬書(花押)」 ・碑裏面: 「大東亞戰争の末期敵米軍の反攻熾烈となるや次男海軍少佐関口哲男は神風特別攻撃隊新高隊長として昭和二十年一月二十一日台湾東方海面に於て三男海軍少尉関口剛史は神風特別攻撃隊水心隊員として同年五月七日沖縄海面に於て何れも敵艦隊を邀撃して之に突入偉功を奏し壮烈なる戰死を遂げ以て悠久の大義に生く時に哲男廿四歳剛史十九歳兄弟共に特攻隊として國難に殉す故に特攻兄弟の碑となす銘に曰く 一死酬君 千載餘烈 武士如桜 標國香潔 昭和卅二年五月 海軍中将寺岡謹平撰并書」 ・台石裏面: 「昭和三十二年五月 横須賀市東逸見町関口辰次建之 父 海軍大尉 関口辰次 母 仝 ムメ 長男 陸軍少佐 仝 裕司 長女 仝 智子 次女 仝 明子 四男 仝 良修」 ・台石側面: 「衣笠駅前田中石材工業刻」 |