衣笠観音堂:旧衣笠公園忠魂碑(衣笠山公園) |
軍事遺物 |
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衣笠公園(現衣笠山公園)は、日露戦争を記念して明治40年4月18日に開園した市内でも古い公園である。 三浦郡出身戦没者の忠魂の場として三浦半島の中央部が選ばれたようである。 山頂には三浦半島出身の日清日露戦役の戦没者を祀った忠魂碑が建てられていた。砲身型で碑面には、上村海軍大将の揮毫による「芳名不朽」の文字が刻まれていた。戦前から桜の名所であり半島随一の観光地でもあった。 忠魂碑は、戦後の昭和23年10月頃に撤去されたが、台座はそのままで、昭和25年、台座上に観桜台が建てられた。 観桜台上に「三浦半島出身戰歿者諸英霊」の供養のために「衣笠聖観世音」が祀られている。 なお、台座には、当時の忠魂碑の建碑發起人の碑板が残っており、三浦郡奨兵義會の會長ほか20名の氏名が刻まれている。 所在:衣笠山公園(横須賀市) |
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