戦争犠牲者諸聖霊(慶珊寺) |
軍事遺物 |
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昭和20年6月10日の富岡空襲では富岡駅脇のトンネルの両側に爆弾が落ち、中に避難していた大勢の方々が亡くなった。遺体は慶珊寺に運ばれ仮葬された。この空襲で亡くなった方たちと檀信徒の戦没者を供養するために昭和55年に建立された供養塔である。 なお、富岡空襲で亡くなった方の供養塔は、持明院にもある。 塔高210cm、幅40.5cm、厚さ37cm、台石(2段)35cm、台座75cm 所在:慶珊寺(横浜市金沢区) (刻字) 塔正面: 「戦争犠牲者諸聖霊」 塔右面: 「昭和二十年六月十日横浜市富岡町ハ米軍ノ爆撃ヲ受ケ数多ノ犠牲者ヲ出ス 偶々当地ニアッテ非業ノ死ヲ遂ゲシ諸聖霊無念ノ恨ミヲイダキテ当苑ニテ仮葬セラル 時移リ平和ノ世トナリテ三十数星霜往時ヲ知ル人数ナシ 今ココニ檀徒有志ト共ニ供養塔ヲ建立シ聖霊ヲ慰メ併セテ戦没者各霊ノ追福菩提ヲ祈ルモノナリ 昭和五十五年春 慶珊寺第十九世 隆定識」 |