鎮魂(甘縄神明宮)

軍事遺物
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昭和50年8月に鎌倉長谷地区の有志により建立された同地区戦歿者71柱の鎮魂碑。中央の石碑には日輪を表わす円の下に「鎮魂」の文字が刻まれている。
左手の碑には建立の主旨、右手の碑には、戦没英霊71柱の氏名が五十音順に刻まれている。
なお、鎮魂碑建立記念として、碑背後の間知積二十八米が奉納された。
碑高406cm、幅61cm、厚さ45.5cm、台座56cm
所在:甘縄神明宮(鎌倉市)

(刻字) 碑正面:「鎮魂」
碑裏面:「昭和五十年八月十五日建之」
左碑正面:
「 太平洋戦争に従い若くして戦歿された英霊を慰めその遺族の方々の苦衷を謝し世界の平和と日本國の隆昌とを祈念してこの碑を建つ
 昭和五十年八月十五日 長谷區有志 鶴岡八幡宮々司白井永二謹書」
左碑裏面:
「 発起人氏名  石渡賢司 石渡彦四郎 大石永輔 加藤勇 加藤栄子 加藤孝一 蔵並かね
 小島芳正 佐々木淑子 佐藤芳光 城田為次 関一郎 田中清子 田中清五郎 山良平
 早川頼久 浜野平次 細川鎌吉 本田福江 杉沢太郎 宮代崇造 三橋経久 吉田国蔵
 和田金五郎 五十音順 施工者 加藤石材店」
右碑正面:
「戦没者名簿 五十音順
 陸軍青木太一 陸軍石井清 陸軍石渡久四郎 陸軍池田綱治 陸軍石渡利雄 陸軍石渡宏
 陸軍石渡康男 陸軍伊藤嘉明 陸軍猪瀬渉 海軍石井修 陸軍石原重義 海軍石井新三
 海軍井上智徳 陸軍漆山年雄 陸軍遠藤峰雄 陸軍荻田金次郎 陸軍小川昌一
 陸軍荻田仲松 陸軍小沢弘 陸軍大熊文三 海軍加藤勇 陸軍加藤憲三 陸軍加藤華吉
 陸軍川部新太郎 陸軍加藤昇 海軍加藤弥之助 陸軍菊地正彰 陸軍粂定吉 陸軍小林達夫
 陸軍小寺良夫 陸軍斉藤喜代次 海軍佐野啓一 海軍佐々木丙二 海軍須田勝郎
 陸軍高山勇 陸軍田村清明 陸軍田中泰蔵 陸軍橋光男 陸軍橋康雄 陸軍竹下康二
 陸軍田口六郎 陸軍冨岡義明 陸軍新倉鎮雄 陸軍内藤□ 陸軍西忠夫 陸軍新倉辰雄
 海軍西努 陸軍沼井正夫 陸軍原栄太郎 海軍袴田祐□ 陸軍平本繁一 陸軍平井勇一郎
 陸軍細川壽一郎 陸軍堀口正夫 陸軍本田正勝 陸軍三田栄三 海軍三田喜三郎
 陸軍三橋謙蔵 陸軍三橋正八 陸軍三橋利助 陸軍村田梅次郎 陸軍村田民三
 陸軍矢沢次郎 陸軍山上大有 陸軍山ア輝三男 陸軍山内智壽 海軍山口福次郎
 陸軍渡辺正男 陸軍宮ア新 陸軍村浦尚志 海軍岸武雄 陸軍前田利為」