日露戰役忠魂塔(本覚寺)

軍事遺物
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鎌倉ならではの宝塔のような形状をした日露戦争戦没者の忠魂塔。日露戦争終結後、各地で戦没者の忠魂のための石碑、石塔が建てられたが、 鎌倉でも報国義会鎌倉支部によって忠魂塔が建てられた。刻字によると鎌倉支部は本覚寺を支部長に23か寺で構成され、これらの寺の檀家からの寄付によっている。
塔身高200cm、台石76cm、台座142cm
所在:本覚寺(鎌倉市)

(刻字)
塔身正面:「南無妙法蓮華経 大僧正□□」
塔身右面:「日露戰役忠魂塔」
塔身左面:「報國義會鎌倉支部 建之」
塔身裏面:「明治三十九年五月吉祥日」
台石左面:
「支部長 本覚寺市川日調 幹事 安國寺水島存省 仝 妙光寺豊田貫能 仝 実相寺山寺錬忍
 仝 妙長寺望月日遥 法性寺永田玄龍 久成寺石井海誓、光則寺村野日彰 土行寺原日宣
 實教寺深谷真旭」
台石右面:
「妙本寺田中日肝 安立寺富川玄教 長勝寺倉本日身 大朽寺飯田日静 薬王寺 上行寺野中郭雄
 妙隆寺 本立寺松井貫勝 常勝寺熊切玄堂 妙法寺三津日慧 常栄寺山本玄朗、大寶寺荒井琳秀
 本興寺野□□□」
台石裏面:「浄財喜捨 各寺檀信徒中 地形寄附 鎌倉町鳶方中」