湘南平記念碑(高麗山公園)

軍事遺物
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神奈川の公園五十選に選ばれている眺望が素晴らしい公園。山頂に広がる平場の姿から千畳敷山と呼ばれており、大戦期には横須賀海軍警備隊の高角砲台が設置され、12.7センチ連装高角砲が2門据えられていた。
戦後は荒廃していたが、昭和32年に公園として整備され、現在は湘南平として夜景だけでなく桜の名所としても知られている。
湘南平の名称は、7・8代目平塚市長であった戸川貞雄氏が命名した。 ・所在:高麗山公園(平塚市)

(刻字)
碑正面: 「かける三筋の緑がある〜 (判読困難:戸川貞雄氏による文)
湘南平は海抜一八一メートル 古くは アワタラヤマと言い 江戸時代に末ごろから 千畳敷山と呼ばれ 桜の名所として 著名で あったが 昭和十六年以後射砲陣地となり 戦後は いたく荒廃した
昭和三十二年平塚市は この地を自然公園 とする計画をたて 逐次施設を整備して今日 に至った
湘南平の名は 当時の市長戸川貞雄氏の撰に よるものである
昭和四十四年秋 平塚市長 加藤一太郎 文並書」