核兵器廃絶平和都市宣言記念碑(城山) |
軍事遺物 |
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平成3年3月18日の「三浦市核兵器廃絶平和都市宣言」を受けて、平成4年3月1日に設置された記念碑。鏡面ステンレス製で、ステージの上には折り鶴が置かれ、後背部にはS字状の壁が設置されている。中央に置かれた台座には、折り鶴が載り「こだま」と刻まれた銅板が嵌め込まれている。 また、ビキニ事件から60年の節目の平成27年2月に、記念碑の前に「三浦市核兵器廃絶平和都市宣言」の文言が記された銘板が寄贈、設置された。 所在:三浦市城山 (刻字) ステージ正面:「核兵器廃絶平和都市」 銘板: 「三浦市核兵器廃絶平和都市宣言(平成3年3月18日三浦市告示第11号) 真の恒久平和は、人類共通の念願である。しかしながら、核軍備は依然として続いており、世界平和と人類の生存に深刻な脅威をもたらしている。 我々は、世界最初の核被爆国として、また、1954年にアメリカのビキニ環礁での水爆実験により大きな被害を受けた経験を持つ三浦市民として、核兵器の恐ろしさ、被害者の今なお続く苦しみをかみしめ、この地球上に再び広島、長崎のあの惨劇を繰り返させてはならないと、全世界の人々に訴えるものである。 ここに我々は、非核三原則(作らず、持たず、持ち込ませず)の完全な遵守を求めるとともに、あらゆる国の核兵器の廃絶と軍縮を願い、日本国憲法に掲げられた恒久平和の理念を日常の市民生活の中に生かし、子々孫々に継承するため「核兵器廃絶平和都市」であることを宣言する。 平成27年2月寄贈「ビキニ被災60周年・三浦市民集会」実行委員会」 |