世田谷公園内、噴水広場の北東の位置、円形の階段状ステージ上に設置されている。
除幕は、昭和61年12月10日。前年8月15日に行われた世田谷区の「平和都市宣言」を記念し、国際平和年にあたるに翌年に区民からの寄付をもとに設置された。
桜御影の台座上に建つ高さ1.5mメートルの少女のブロンズ像で、作者は同区在住の彫刻家佐藤助雄氏である。
像の後背部は石材で半円に囲われており、其の石材に2枚のブロンズ製プレートが付けられている。
右手は平和都市宣言文。左手は協賛者名簿の巻頭文が掲げられている。この内容から、寄付者は世田谷平和の塔を建立する会であり、当初の計画では像ではなく塔であったことが推測される。
所在:世田谷公園(世田谷区)