動物愛護の碑(諏訪公園)

軍事遺物
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諏訪公園は明治45年に完成した市内でも歴史のある公園であるが、戦前には小動物園があり、シベリヤ出兵の際に持ちこまれたヒグマやひつじ、やぎ、さるなどが飼われていた。しかし、ヒグマは太平洋戦争中、空襲の際に危険ということで射殺された。
戦後、昭和60年6月動物愛護協会などにより、「動物愛護の碑」が建立された。なお、碑の場所は、かってヒグマの檻が立っていた場所だそうである。上野動物園の象の花子の悲劇は有名だが、横須賀にも同様のできごとがあったことを伝えてくれる碑である。
碑高164p(台石含む)、幅170p、厚さ25p。
所在:諏訪公園(横須賀市)

(刻字)
「動物愛護の碑 市長 横山和夫書」
碑裏面:
「動物を愛する人々相集い緑濃き諏訪山の動物舎跡に人と動物の永久の幸を祈念しこれを建てる
横須賀市動物愛護協会
横須賀三浦獣医師会
建立基金協力者一同
昭和六十年六月一日」