明治天皇駐蹕之跡(西叶神社) |
軍事遺物 |
戻る |
明治天皇は観音崎砲台の工事状況と横須賀海軍造船所を視察するために、明治14年5月18日〜19日行幸された。 新橋から横浜まで汽車、横浜から浦賀まで新造の帝室御用船「迅鯨」に乗船した。 記録では午後1時に浦賀に上陸後、騎馬にて浦賀御小休所に入り、騎馬にて観音崎砲台に臨幸し、第一砲台の築造状況を天覧、第三砲台築造地点で小休憩、ついで第二砲台の築造状況を天覧とある。その後、鴨居高橋勝七宅にて休憩、横須賀行在所に入り、翌日海軍造船所に臨幸したという。 この浦賀小休所の地が西叶神社にあった西岸小学校であり、その跡を記念し建立された碑である。 揮毫は当時の明治神宮宮司、一戸兵衛陸軍大将。 建立年月日は記載がないが昭和3年である。 碑高:156p、幅45p、奥行25p、台石高49p。 所在:西叶神社(横須賀市) (刻字) 碑正面:「明治天皇駐蹕之跡」 *蹕は、実際の刻字は馬偏である。 |