関東大震災による遭難者の御遺骨を納め、霊を祀るための「震災記念堂(昭和5年4月30竣工)」の付属施設として昭和6年8月18日に開館した。
目的は、東京を復興させた当時の大事業を永久に記念するために、震災の被害、救援、復興を表す様々な品物を展示することであり、当初は震災記念堂内に展示する計画であったが、展示物が多いことからあらためて展示用の建物を建設したのである。
その後、震災記念堂が東京空襲の慰霊を含めたことから、復興記念館においても、東京空襲の記録も展示することとなり、今に至っている。
展示物は、震災関係がメインであるが、東京空襲の関係としては、太平洋戦争末期の生活を表す日用品や空襲に関する写真、パネル展示などであり、空襲を潜り抜けた重厚な建物自体も見所である。
所在:横網町公園(墨田区)