川崎市平和館(中原平和公園)

軍事遺物

平成4年4月4日開館。日本の過去の戦争、戦時中の川崎、現代の武力紛争、兵器、マスメディアと武力紛争の関わりなどの戦争についてはもちろん、国家による弾圧、環境破壊、貧困、差別などについても、平和問題として展示している。 地域柄、川崎空襲や海軍東京通信隊蟹ヶ谷分遣隊地下壕は詳細に展示しており、また、防空壕体験コーナーは、リアリティには欠けるが、戦争遺産の体験型展示として面白いものである。
立地する中原平和公園とは、戦後GHQに接収された元東京航空計器株式会社跡地が返還されたのを機に、昭和58年6月4日に平和公園として開園した。

所在:川崎市平和館(川崎市中原区)
施設HP

川崎空襲の様子
焼夷弾が降ってくるところを再現した展示。2階の常設展示室の
入口にあたる。この先の展示室に焼夷弾の解説がある。

防空壕体験コーナー
横穴防空壕を再現している。内部には、音響効果や当時、防空壕に
持ち込んだと思われる品物が展示されたりしているが、いまいちリア
リティに欠ける。 防空壕に避難している人々のマネキンなどで再現
すればと思ってしまう。

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